ぬか床が緩いのに「ぬかとっくり」に水が入りません・・
ぬか床が発酵していない可能性が考えられます。
ぬかとっくりは、ぬか床の菌が発酵する際に出す『発酵ガス』を
煙突効果で吸い上げて水を取ります。
水がうまく取れない…と思ったら、足しぬかをして発酵を促してみてください。
また、保管場所の気温が低すぎることや
ぬか床の塩分濃度が高すぎること、保管場所を頻繁に変えると
菌の活動が弱まり、発酵が止まる原因となります。
冷蔵庫などの場合、直接 冷気が当たらないように
容器をタオルや紙袋などで包んで保温してください。
漬けた野菜が塩辛い!!と感じたら、塩を入れるのは控えてください。
ほどよい塩気になるまで野菜を漬けたり、足しぬかで塩分濃度を
下げるようにしてください。
※市販の足しぬかにはあらかじめ塩が添加されているものがあります。
原材料を確かめてからご使用ください。
ぬか漬けは塩漬けではありません。
塩は味をひきしめる程度に入れると良いです。
ぬか床が順調に発酵してきますと、
「ぬかとっくり」に水が入るようになります。
それでも取れない…という場合は、
ぬか床が発酵のために水分を必要としている、ということです。
「ぬかとっくり」は、余分な水しか取りませんので、
あぜらず野菜を漬け続けてみてください(^∀^)